今年もLoRaを搭載!

こんにちは!Hopesの回路班,中理です.
今回は回路ネタです!

昨年に引き続き今年もLoRaを搭載します!
地上局用の基板も開発したのでそれについても少し触れます!

そもそも,LoRaとは何か?

まず,LPWA(Low Power Wide Area)というものがあり,これは低消費電力で遠距離通信できる通信方式です.LoRa(Long Range)はこのLPWAの一つです.

今年使用するLoRaモジュール

今年は昨年使用していたモジュールとは異なるLoRa(RM-92A)を採用しています.
(コスト削減のため)
そのため,ソフト班には大変申し訳ないのですが,ちょっとだけ仕様が変わるので,手間がかかってしまいます.
なので,仕様をできる限り調べて,あとは実装していただくのみで大丈夫なように,両チームの回路班で仕様確認をしたり,動作確認をしたりしました.

地上局用のLoRaモジュール基板を開発!

今回一番自慢したいところです.

昨年も地上局用の基板は開発していたのですが,ユニバーサル基板に実装してUSBケーブルでPCに接続するタイプでした.
また,LoRaを再起動するために,USBケーブルを抜き差しする必要がありました.
そこで今回は,このUSBケーブルを抜き差しする手間を削減するために,再起動ボタンをつくりました🥳
市販のLoRaモジュール開発ボードの回路図とにらめっこすることで,なんとか再起動ボタンを実現することができました.
回路班として3年目ですが,やっと回路班っぽいことができるようになってきた気がします.

【開発した地上局回路】

【設計した回路図】

以下,研究室内でLoRaモジュール間の通信を確認した際の写真を掲載します.

【地上局と化した荒井くんの席】(荒井くんごめんなさい・・・)

【送信側】

【地上局側のデータ受信の様子】

最後に,スケジュール的にかなりきつい日々だとは思いますが,
みなさん頑張っていきましょうー!
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♂️