上野,長谷川,北島,岩瀬,村田が計測自動制御学会システム・情報部門学術講演会2018(SSI2018)にて発表を行いました.
今年のSSIは昨年,一昨年と比べて投稿者数,参加者数ともに100以上多く盛況で,議論も活発にできました.私(上野)の例でいえば,今回の提案手法で想定していた設定が妥当であるか,また実際のモデリングを考えた際にどの現実問題に適用できるかについて議論を交わしました.
特にSSIは機械学習から,医療情報,自動運転,ロボット制御,感性情報に至るまで幅広い分野の専門家が集まる学会なので,自分の分野外からの意見が頂ける学会です.今回も自分の研究に関して,様々な方向から多くの意見を頂けたので良かったです.今後の研究に活かしていきたいと思います.
学会名:計測自動制御学会システム・情報部門学術講演会2018
場所:富山国際会議場(富山県富山市)
日程:11月25日-27日
発表内容
- 上野史,髙玉圭樹,”報酬の動的変化に適応する通信なしマルチエージェント協調学習のための公平性に基づく内部報酬設定法”
- 長谷川智,上野史,髙玉圭樹,”行動系列分割に基づく不完全なエキスパートからの逆強化学習”
- 北島瑛貴,辰巳嵩豊,村田暁紀,上野史,髙玉圭樹,”グリッドネットワーク上の誤報抑制意見共有アルゴリズム”
- 岩瀬拓哉,髙野諒,上野史,佐藤寛之,髙玉圭樹,”複数解探索を考慮した分散型Bat Algorithm”
- 村田暁紀,ディラレイダニエル,髙玉圭樹,”実行不可能解における遺伝子内の最大制約違反量を活用した解修復法”
発表の様子(左:ポスタープレビュー,右:ポスター発表)
ちなみに今回の開催地は富山国際会議場で,下の写真のように富山城が一望できる大変景色の良い場所での開催となりました.富山城は会場の前に位置しているので,富山市に行く機会があれば一回行ってみると良いと思います.
会場から見える富山城